エンダーリリィズはPCで買うべき?Steam版の評価・難易度・購入前チェックまとめ

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『ENDER LILIES: Quietus of the Knights(エンダーリリィズ)』は、Live Wire / Adglobeが開発し、Binary Haze Interactiveが販売する2021年リリースのダークファンタジー2DアクションRPGです。Steamでは全言語レビュー約4.4万件で「非常に好評」(好評率94%)を維持しており、インディーゲームとして長く支持され続けているタイトルです。

この記事では「PCで買って大丈夫?」「自分に合うゲーム?」「今買う価値がある?」という3つの疑問に答えるかたちで、購入判断に必要な情報を1本にまとめました。

目次

エンダーリリィズはこんな人におすすめ/見送ってOKな人

以下に当てはまる方には、自信を持っておすすめできる一作です。

向いている人

儚くもの悲しい世界観と音楽に浸りながらじっくり探索するのが好きな方、メトロイドヴァニアや2Dアクションに興味があるけれど「死にゲー」の厳しさには不安がある方、そして3,000円以下で20〜30時間しっかり遊べるコスパの良いゲームを探している方には、まさにぴったりのタイトルです。『NieR』シリーズのような儚い雰囲気が好きな方にも刺さるでしょう。

見送ってOKな人

ストーリーを明確なセリフや演出でしっかり語ってほしい方、ボイス付きのキャラクター表現を重視する方には物足りなさを感じる可能性があります。また、デスペナルティやリソース管理のヒリヒリ感こそがアクションゲームの醍醐味だと考える方には、本作の親切設計がやや緊張感に欠けると映るかもしれません。ホロウナイトのような高い探索自由度や歯ごたえを最優先する方は、後述の比較セクションも参考にしてみてください。

エンダーリリィズとはどんなゲームか

崩れた遺跡のような退廃的なエリアで、リリィが足場を渡って進んでいるゲーム画面
景色を眺めるだけでなく、新しいルートを少しずつ広げていく探索の気持ちよさも本作の魅力です。

本作は、突如降り始めた「死の雨」によって滅びた王国「果ての国」を舞台にした横スクロールの2DアクションRPGです。プレイヤーは教会の奥深くで目覚めた少女「リリィ」を操り、不死の騎士たちと共に世界の真相を探る旅に出ます。

ジャンルとしては「メトロイドヴァニア」と「ソウルライク」の要素を併せ持つ作品です。新しい能力を獲得することで行ける場所が広がっていく探索構造と、油断すれば一瞬でやられるボス戦の緊張感が共存しています。荘厳な王城、水没した深森、地下の汚染領域など、悲劇的でありながら美しいエリアが次々と現れ、探索のモチベーションが途切れません。

物語は多くを語らないスタイルで、断片的なテキストや環境描写から世界の背景を読み取っていく形式をとっています。マルチエンディングが用意されており、通常クリアまでの目安は20時間前後です。全エンディングの回収やマップの完全踏破まで含めると、さらにプレイ時間は伸びます。

主人公が戦わない独自の戦闘システム

リリィの前に呼び出した騎士が斬撃を放ち、空中の敵と戦っているゲーム画面
リリィ自身が前に出て殴るのではなく、浄化した穢者のスキルで戦うのが本作の大きな特徴です。

本作最大の特徴は、主人公リリィ自身が直接攻撃しないという点です。リリィは穢れを祓う力を持つ巫女であり、道中で出会う敵(穢者)を倒して「浄化」することで、その魂をスキルとして使役できるようになります。

最初に出会う「黒衣の騎士」による剣撃を皮切りに、ゲームを通じて26種類ものスキルを獲得可能です。近接攻撃、遠距離攻撃、範囲攻撃、カウンターなど種類は多彩で、そのうち6つをボタンに割り当ててセットを組みます。ボス戦ごとにスキルの組み合わせを見直し、自分なりの戦い方を模索する楽しさがあります。

基本操作はシンプルで覚えやすく、アクションゲームに慣れていない方でもすぐに馴染める設計です。それでいて、スキルの組み合わせ次第で戦略性が生まれるため、やり込みたい方にも応える懐の深さを持っています。

Miliが手がける音楽と幻想的な世界観

光が差し込む静かな室内で、白い少女リリィが立っているゲーム画面
派手さよりも、静けさと余韻で惹きつけてくる空気感がエンダーリリィズらしさです。

本作のもうひとつの大きな魅力が、音楽集団「Mili」が全楽曲を手がけているサウンドトラックです。Miliはアニメや音楽ゲームへの楽曲提供で知られるアーティストで、本作の幻想的な世界観と非常に相性の良い音楽を生み出しています。

サントラには約50曲が収録されており、静謐なピアノからボーカル入りの壮大な楽曲まで幅広いバリエーションが揃っています。絵本のようなタッチで描かれた退廃的なアートと、幻想的な音楽が一体となって生み出す雰囲気は、本作でしか味わえない唯一無二の体験です。雰囲気重視でゲームを選ぶ方にとって、音楽と世界観だけでも購入の動機になり得るレベルと言えます。

PC版(Steam版)で遊ぶメリット

エンダーリリィズはNintendo Switch、PS4/PS5、Xbox、PCと複数のプラットフォームで遊べますが、PC版(Steam版)には以下のようなメリットがあります。

まず、フレームレートの安定性です。Switch版では場面によって軽いフレームレート低下を指摘する声があります。PC版はスペックに余裕があれば安定した映像で快適にプレイしやすく、カットシーンの再生もスムーズに感じられるでしょう。

環境次第ではロードの快適さも感じやすくなります。何度もリトライする可能性のあるアクションゲームにおいて、ロード待ちのストレスが少ないことは体験の質に直結します。

なお、具体的なPCスペックの要件や、低スペックPCでの動作可否については、詳しく別記事で解説していますので、そちらをご確認ください。

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Steam版の評価と世間の評判

エンダーリリィズのSteam版は、客観的な数字で見ても非常に高い評価を受けています。全言語でのレビュー総数は約4.4万件にのぼり、評価は「非常に好評」(好評率94%)です。日本語レビューに絞っても約1,700件で同じく「非常に好評」を維持しています。

批評家からの評価も良好で、MetacriticのPC版メタスコアは86点となっています。全世界での累計販売本数は150万本を突破しており、リリースから数年経った今も多くのプレイヤーに遊ばれている作品です。

高く評価されているポイント

複数のレビューやユーザーの声を見ると、高評価の理由にはいくつかの共通点があります。

戦闘のバランスの良さは最も多く挙がるポイントです。スキルを組み替えて戦略を練る面白さと、ボスを倒したときの達成感が高く評価されています。探索の中毒性も好評で、新しい能力を手に入れるたびに行ける場所が増える構造が「もう少しだけ先に進みたい」という意欲を生み出します。

世界観とアートの美しさ、Miliによるサウンドトラックの素晴らしさに言及するレビューも非常に多く、「雰囲気だけで買う価値がある」という声も見られます。さらに、定価¥2,728という価格帯に対してクリアまで20時間以上遊べるボリュームがあり、コストパフォーマンスの高さも満足感につながっています。

惜しいと言われるポイント

一方で、購入前に知っておきたい注意点もあります。

最も多い指摘は、ストーリーの語り口が断片的で分かりにくいという点です。本作は多くを語らないスタイルを意図的に採用しているため、テキストや環境描写から自分で物語を読み解く姿勢が必要になります。明快なストーリーテリングを期待すると戸惑うかもしれません。

キャラクターボイスが搭載されていないことも、人によっては物足りなく感じるポイントです。また、一部のエリアで背景と干渉できるオブジェクト(足場や壁)の判別がしづらい場面があるという声や、隠し通路が完全にノーヒントで配置されている箇所があり、マップの100%達成には攻略情報がほぼ必須になるという指摘もあります。

デスペナルティがなく親切な設計であるがゆえに、逆にプレイヤーへのリスクが薄く緊張感に欠けると感じる方もいます。高難易度のやりごたえを最重視するプレイヤーにとっては、やや物足りない面があるかもしれません。

難易度は初心者でも大丈夫?

探索済みエリアと未探索ルート、レストポイントが表示されたマップ画面
どこを進んでいて、どこが未探索なのかを把握しやすく、メトロイドヴァニア初心者でも迷いにくい作りです。

「メトロイドヴァニア」「ソウルライク」と聞くと高難易度の印象を受けますが、本作は初心者にも配慮された設計がいくつも盛り込まれています。

最大の安心材料は、デスペナルティが存在しないことです。敵にやられても経験値やアイテムを失うことはなく、直前のセーブポイントからすぐにリトライできます。セーブポイント(レスト)も各エリアに適度に配置されているため、長い道のりをやり直す必要がほとんどありません。

マップは自動で記録される方式を採用しており、探索済みの場所と未探索の場所が一目でわかります。どこに行けばいいか分からなくなる不安が軽減されるため、メトロイドヴァニア初挑戦の方にも取り組みやすい作品です。

とはいえ、ボス戦はしっかりとした歯ごたえがあり、パターンを覚えて対策を練る楽しさは健在です。「親切だけど簡単すぎない」という絶妙なバランスが、幅広いプレイヤー層に支持されている理由と言えるでしょう。難易度についてより詳しく知りたい方は、初心者が詰まりやすいポイントを分析した別記事も用意していますので、そちらをご覧ください。

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動作環境は重い?軽い?

エンダーリリィズは2DアクションRPGであり、3Dの大作タイトルと比べると動作に必要なスペックはかなり控えめです。最新のゲーミングPCでなくても、数年前のノートPCやエントリークラスのデスクトップで十分に動作するケースが多いでしょう。

ゲーム自体の最低動作環境はWindows 7 SP1(64-bit)、推奨環境はWindows 10(64-bit)とされています。なお、Steamクライアント側は2024年以降Windows 10以降のサポートとなっていますので、その点だけ留意しておけば問題ありません。2D作品として一般的な要求水準ですので、ふだんPCでゲームをされている方であれば、スペック面で大きく心配する必要はないでしょう。

ご自身のPCで問題なく動くか具体的に確認したい方は、最低・推奨スペックの詳細や低スペックPCでの動作検証をまとめた別記事をご参照ください。

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日本語・コントローラー対応とその他の購入前情報

Steamストアで日本語対応、フルコントローラーサポート、Steam Deck確認済みが表示されている画面
購入前に気になる対応状況は、Steamストア上でもひと通り確認できます。

購入前に気になる対応状況を簡潔にまとめます。

本作は日本語のUIおよび字幕に対応しており、ゲーム内のテキストはすべて日本語で表示されます。音声は日本語・外国語ともにボイスなしの仕様ですが、言語面でプレイに支障が出ることはありません。また、フルコントローラーサポートに対応しており、Xbox系やPlayStation系のコントローラーを接続すればすぐに遊べます。

その他の購入前チェック項目(Steam Cloud対応やSteam Deck対応状況、対応言語の一覧など)については、別記事で詳しくまとめていますので、気になる方はそちらをご確認ください。

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セール待ちすべき?価格と買い時の考え方

エンダーリリィズのSteam版の定価は¥2,728(税込)です。20〜30時間遊べるボリュームを考えると、定価でも十分にコストパフォーマンスが高い作品です。レビューでも「この価格でこのクオリティは素晴らしい」という声が目立ちます。

本作はSteamの季節セール(サマーセール、ウィンターセールなど)で定期的に割引対象になる傾向があり、過去には60%オフの¥1,091前後で購入できたこともあります。急がない方はセールを待つのもひとつの選択肢です。

セールの頻度や過去の価格推移、「今すぐ買うべきか待つべきか」の詳しい判断材料については、別記事にまとめていますので、そちらを参考にしてみてください。

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ホロウナイトとの違いは?似たゲームとの比較

「エンダーリリィズとホロウナイト、どっちを買えばいい?」という疑問は、メトロイドヴァニアに興味を持った方がよく抱く定番の比較です。どちらも優れた作品ですが、方向性にはっきりとした違いがあります。

ホロウナイトは広大なマップを自力で切り開いていく探索自由度の高さと、高難易度のボス戦が魅力の作品です。デスペナルティも存在し、やりごたえを求めるプレイヤーに向いています。一方のエンダーリリィズは、デスペナルティなしの親切設計と、音楽・世界観による雰囲気の没入感に重きを置いた作品です。

難易度の方向性も異なります。ホロウナイトは高難易度コンテンツが非常に豊富で、やり込み要素も膨大です。エンダーリリィズはメインストーリーの難易度は適度に抑えられており、アクションゲーム初心者にも門戸が広い設計になっています。

世界観のモチーフや雰囲気の出し方もかなり異なります。ホロウナイトは虫たちが暮らす独特の地下世界、エンダーリリィズは雨に沈んだ中世ファンタジーの退廃的な美しさ。雰囲気の好みで選ぶのもアリです。

どちらか一方で迷っている方には、メトロイドヴァニア初挑戦ならエンダーリリィズから、ジャンルに慣れていて歯ごたえを求めるならホロウナイトから、という順番をおすすめします。もちろん、価格帯も手頃なので両方遊ぶのがベストです。

まとめ:迷っているならまず触れてほしい一作

エンダーリリィズは、儚さと退廃美のある世界観と音楽、バランスの良い戦闘、初心者にも優しい設計が高い次元でまとまった2DアクションRPGです。Steamでの評価は約4.4万件で好評率94%、メタスコア86点と、数字の上でも安定した高評価を得ています。

定価¥2,728という手頃な価格で、20時間以上の充実した体験が待っています。PC版ならフレームレートの安定やロード時間の短さといった快適性の面でも有利です。

もし購入を迷っているなら、まず触れてみる価値は十分にあります。続編の『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』も2025年1月に正式リリースされており、エンダーリリィズを気に入った方は次の冒険もすぐに楽しめます。

さらに詳しく知りたい方は、以下の関連記事もあわせてご覧ください。

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※なお、記事内のイメージイラストは画像生成AIを使用して作成したものです。個人メディアの運営を効率化し、より多くの役立つ情報をお届けするためにAIツールを活用しています。

※画像引用:©BINARY HAZE INTERACTIVE Inc.

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