以下「いけにえと雪のセツナ」のプレイ後の感想や疑問についてまとめております。
いけにえと雪のセツナ概要
その島には、古来より伝わる習わしがあった。
10年に一度いけにえを捧げ、魔物被害を抑制する。
このいけにえの儀式により、島の平穏は保たれてきた。ところが、つぎの儀式の年を待たずして、魔物被害が急増し始めたのだ。
事態を重く見た島の人々は、例外ではあるものの
再度いけにえを捧げることで魔物たちを鎮めようと考えた。いけにえの名は“セツナ”。
極めて高い魔力を持つ18歳の少女。いけにえの儀式が行われる“最果ての地”へ、
“セツナ”は護送団とともに旅立ってゆく―。主な特徴:
- 90年代のJRPGへの素晴らしいリスペクト。現在の技術を駆使して真に心に残るストーリーとプレイ体験を構築し、現世代のハードに向けて作られた完全新作の正統JRPG。
- 不朽の名作「クロノトリガー」からインスピレーションを受けて開発された新しいバトルシステム。
- 感慨深く、記憶に残るストーリー。プレイヤーは胸が詰まるようなセツナの切ない物語に引き込まれていく。
- 美麗なキャラクターデザインや印象的な雪の表現、ピアノBGMがゲーム内のさまざまな場面を引き立てている。
- ジャンル
-
RPG
- 対応機種
-
PS4、PSVita、Steam、Switch
- 開発元
-
Tokyo RPG Factory
- 販売元
-
スクウェア・エニックス
- 発売日
-
2016年2月18日
- Steamレビュー
-
やや好評(レビュー1,374件)※24年9月3日時点
プレイ後感想(総プレイ時間約42H)
戦闘システムとUIが非常に良くとても遊びやすく、テンポを妨げる要素が少なくストーリーや探索をじっくり楽しめました。
キャラクターはそれぞれ属性など特徴がありますが、特徴が嚙み合わず突破できない…みたいな部分はないので気に入ったキャラを最後まで使える仕様なのもよかったです。
僕は何の変哲もなくても普通にATBってだけのバトルを楽しめる体質ですが、終盤にこのゲーム独自の刹那システムを理解できた時バトルの楽しさが一段アップ。
飽きることなく実績コンプまで駆け抜けることができました。
やり込み要素を含めボリュームはRPG廃人の僕からするとほどほどといった感じ。
ただ、久々のRPGだったので腹八分目で「ちょうどいい量だった」と脳は言っております。
1つだけ気になった点を言わせてもらうとエンドの選択…あれはなんじゃ?くらいですかね…笑
ストーリー変わると思っておってめちゃくちゃ時間使ったよぉ…。
主人公のエンドに感情移入してもらうための手法といったところなんでしょうけど、ほんのちょっと会話が変わる以外にも何か欲しかったっていうのが強いて言えばある気になった点。
雷に打たれたような衝撃が残るゲームではありませんでしたが、ストーリー、キャラ、バトルでどれも好印象な“良ゲー”だと思いました。
100歩譲ってもつまらないRPGではありませんよ。
続編はあるのか?
世界観、キャラクターの全貌については不明な部分が多く残った(残した?)印象でしたが、続編があるのか気になり調べてみると…
同じ開発元で制作された「ロストスフィア」という作品があるではありませんか!
歳かのぉ…BGMだけで泣きそうだわ(p_q*)
「Project SETSUNA」の第2作として制作されたこちらの作品ですが…
世界観などの繋がりは“想像の余地を残している程度(電撃オンラインでのインタビューより)”らしいので、「いけにえと雪のセツナ」の続編と言える作品ではないもようです。
しかし、こちらも良ゲーの雰囲気がするので、とりあえずウィッシュリストに入れときやす。
残念ながら「いけにえと雪のセツナ」の続編はありませんでしたが、攻略本(いけにえと雪のセツナ 導きと記憶の書)の方にシナリオを手掛けた稲葉氏が書き下ろした各キャラの短編集や世界観に対するQ&Aが掲載されているので気になる方はチェケラです。
ちなみに攻略本としても良書です。
「いけにえと雪のセツナ」の世界観については、公式から得られる情報で勝手に考察したり、想像を膨らませて楽しませてもらいます。
コメント