※以下「FINAL FANTASY XIII(FF13)」のネタバレを含みます。
「FINAL FANTASY XIII(FF13)」はFFシリーズ13作目のナンバリング作品。
発売は2009年で結構昔の作品だなぁと思いましたが、映像は今見てもとても綺麗。
FFシリーズで初めてハイビジョンに対応した作品だそうで、この辺からゲームは大グラフィック時代に突入していくわけですね。
主人公はクールな軍人ライトニング。
うーん、スキだ…。
オープニングから今でも魅入るほどの映像美を披露してもらい、お次はRPGの醍醐味バトルへ突入。
バトルシステムは何の変哲もないFFシリーズお馴染みのATBですが、プレイヤーが行動を入力するのはリーダーのみで仲間はオートで行動する仕様。
ザコ戦は楽できそうで良いんですが、戦略・戦術を要するボス戦がこの先心配…などと思いつつも
MMORPGぽい視点で歩くダンジョン見物したり、個人的に好きな仕様であるシンボルエンカウントを楽しみました。
ストーリーを進めていくと少しずつ世界観も露わになってきたのですが、「ファルシ」とか「ルシ」とか「パルス」とか「コクーン」とか…ちょっと何言ってるか分からない…。
相関的には「コクーンのファルシ」と「パルスのファルシ」は敵同士でルシは「ファルシの下僕」だそう。
ちなみにルシはファルシから何かしらの使命を与えられており、使命を果たせなければシ骸になって、使命を果たしたらクリスタルになるという罰ゲーム確定の存在らしいっす。
仕事辞めたら無収入でシ骸、仕事つ続けたら疲労困憊で肩がクリスタルのように硬くなる僕に似てる…。
ライトニングはコクーン市民で、ライトニングの妹であるセラがパルスのルシにされコクーンのパージ(追放)対象者になったことで、ライトニングはパージ列車に自ら志願しセラの救出するために戦っていたのがここまでの流れ。
スノウも目的は同じで、ホープは巻き込まれ、サッズとヴァニラは謎。
しかし、セラはクリスタルになってしまい目的を失ったライトニングもその一行もパルスのファルシとの戦いでパルスのルシになってしまいました。
コクーン市民から真逆のコクーンの敵になった…ここからが物語の本番って感じでしょうか。
魔法が使えるようになり、バトルシステムにもオプティマという戦術システムが加わって、ドタバタとバトルが忙しくなりました。
オプティマは物理攻撃、魔法攻撃、回復、防御などの事前に役割を割り振ったロールをリーダーが状況によって変更して采配をふるっていくシステムで、これがめちゃくちゃ面白い!
ATBに一つオプティマが加わるだけで、これだけバトルが熱くなるとは…。
まぁ要領悪いのでどちらもうまくはできないだろうけど、ゲームを面白いって感じるのはこの先の長い道で大切なはずです。
むほほ、自他ともに認める要領の悪さを発揮して、しっかりチュートリアルのボスにボコられました…。
バトルではどんな敵か見極めながらの戦略とそれに応じたロール変更が大切で、敵のダメージを増幅させるブレイクも大切な要素になっていくので本当に奥が深い。
バトル楽しいなぁ、下手過ぎてこの先進めるかコワくて震えてるけど楽しいなぁってくらいバトルが楽しい。
バトルの時間が少々かかるので、敵をある程度避けて進めるシンボルエンカウントとの相性も良い。
そして育成システムもクリスタリウムというバトルで獲得したポイントを割り振っていくスタイルで、このスキルツリーみたいなシステムは個人的に好きなんですよね。
FF13って賛否分かれるって評判を聞いていたのですが、今のところ“賛”の部分しか見えてこないので僕との相性は良いゲームなのかもと、ちょっと嬉しい気持ちです。
でも、この先とてつもない“否”の部分があるかもしれないと思うと、ゾクゾクします…。
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